あらすじ
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Spotify
スウェーデンで創業された音楽配信サービス。洋楽やクラシック音楽のレパートリーが非常に豊富なことが特徴。無料でも利用できるが、月額約1000円の有料プランに加入することでストレスなく利用できる。とても便利。
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本編
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というわけで、Spotifyで聴けるクラシック音楽のオススメを教えてもらうために今日もアトリエに来ました!
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……と思ったんですが、ユキさんの姿が見当たりませんね。一体どこへ行ったのやら。
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あら、ベルちゃんこんにちは。ユキは要で急な用事が入ったとかで、さっき慌てて外に出て行きましたよ。
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あの様子だったら夕方まで戻ってこないと思うよ。
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あっ雪依お姉さんに珠羽さん、お邪魔してます。今日はユキさんにオススメの作曲家とか教えてもらおうと思ったんですが、夕方まで戻ってこないなら大人しくお絵描きでもしてようかな……
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クラシック音楽の話をしに来たのか。確かに、私や珠羽はそこまで詳しくないからね。
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なんなら、ベルちゃんのお気に入りの作曲家を私たちに紹介してくれてもいいんですよ?
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あ、今日の記事ってもしかしてそういう流れですか? じゃあ、ロマン派音楽の時代を中心に、北の方からざっくりと紹介していきますね。あまり量が多くても記事に入りきらないので、今日は控えめに紹介していきます。
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今回紹介する主な作曲家
・グリーグ (ノルウェー)
・スメタナ (チェコ)
・ドヴォルザーク (チェコ)
・フォーレ (フランス)
・ヴィラ=ロボス (ブラジル)
・ピアソラ (アルゼンチン)
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フィンランドとロシアの作曲家については既に別記事で紹介しているので、そちらを参照してください。
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フィンランド編で紹介した作曲家
・シベリウス
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ロシア前編で紹介した作曲家
・チャイコフスキー
・カリンニコフ
・リムスキー=コルサコフ
・ボロディン
・ムソグルスキー
・バラキレフ
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ロシア後編で紹介した作曲家
・グラズノフ
・ラフマニノフ
・スクリャービン
・ショスタコーヴィチ
・スヴィリードフ
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グリーグ
Edvard Grieg
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まずはノルウェーを代表する作曲家、グリーグの話からしましょうか。劇曲「ペールギュント」(Op.23)の「朝の気分」(No.13 Mooning Mood)などが比較的有名だと思います。
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ですが、グリーグの曲で最も有名なのはピアノ協奏曲(Op.16)の、特に第1楽章の最初の数小節ですね。クラシックについて詳しくない人でも、テレビを見る人であればこの部分は高確率で知っているはずです。
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悲しい出来事やショッキングな出来事が起こった時に高確率で流れてくる例のアレだよね。
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グリーグのピアノ協奏曲の凄いところは、有名な部分以外でも全てのメロディーが美しいことだと思います。特に第2楽章の甘い雰囲気は、まるで夜空に散りばめられた宝石のようで、とても素晴らしいシーンだと思います。
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あと、グリーグは「抒情小曲集」(Lyric Pieces)を始めとしてピアノのための楽曲も数多く残しているので、「北欧のショパン」と称されることも多々あります。ちなみにグリーグ自身もピアノの名手でした。
関連リンク
抒情小曲集 - Wikipedia![](/s/bel_n_y.png)
「抒情小曲集」の中では、第8集(Op.65)の6曲目「トロルハウゲンの婚礼の日」(Wedding Day at Troldhaugen)が一番有名ですかね、わたしもこの曲は大好きです。もちろん他の曲も良曲揃いです!
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ピアノといえばモーツァルトやショパンみたいなイメージが一般的にはありますけど、グリーグの楽曲は甘美な響きで親しみやすいですね。
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モーツァルトといえば、モーツァルトのピアノソナタをグリーグが2台ピアノ用に編曲したものもあるんですよ。Spotifyで「Mozart Grieg」とかで検索すると出てくるので是非どうぞ。滑らかな雰囲気のアレンジです。
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スメタナ
Bedřich Smetana
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スメタナは、チェコ出身の作曲家です。チェコは、ドイツやポーランドなどと国境を接する中央ヨーロッパの国ですね。このあたりの地域は「ボヘミア」と呼ばれることもあります。
関連リンク
ベドルジハ・スメタナ - Spotify![](/s/bel_n_n.png)
スメタナの作品で最も有名なのが連作交響詩「我が祖国」です。全部で6曲からなる作品ですが、第2曲の「モルダウ」(Moldau)は特に有名ですね。この曲は「ヴルタヴァ」(Vltava)と呼ばれることも多いです。
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わたしは第1曲の「ヴィシェフラド」(Vyšehrad)が大好きです。題名は「高い城」という意味ですが、疾走感の溢れる場面もあり、まるでプラハの街並みを一望するような曲調です。
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あと特筆すべき事項としては、スメタナはこの「わが祖国」を作曲している最中に聴力を完全に失ってしまうんですよね。第2曲「モルダウ」以降は、何も聞こえない状態で完成させたそうです。
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確か、聴力を失った作曲家としてはベートーヴェンが有名だよね。
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ベートーヴェンのそれと比べると、スメタナの場合はこの時期にかなり急激に聴力が衰えて行ったそうです。その逆境の中で作曲したにも関わらず、この楽曲の完成度は素晴らしいです。現代でも世界中で愛されている所以かもしれませんね。
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ドヴォルザーク
Antonín Dvořák
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そしてもうひとり、チェコ出身の作曲家として世界的に幅広く知られているのがドヴォルザークですね。
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ドヴォルザークといえば、アメリカ滞在時に作曲した交響曲第9番「新世界より」(Op.95)が有名だよね。第2楽章や第4楽章のフレーズは私でもよく知っているよ。
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交響曲第9番「新世界より」の第2楽章のフレーズは、日本では「遠き山に日は落ちて」としても有名ですね。
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クラシック音楽界隈では交響曲第8番(Op.88)やチェロ協奏曲(Op.104)も人気がありますが、わたし的には交響曲第6番(Op.60)や交響曲第7番(Op.70)もすごくカッコイイ曲なので強くオススメです!
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あとチェコ出身の作曲家といえば、ヤナーチェクも有名ですね。あまり詳しくないので今日は紹介しませんが…… 晩年に作曲された「シンフォニエッタ」(Sinfonietta)が有名ですね。
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フォーレ
Gabriel Fauré
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次はフランスのフォーレの話をしましょうか。同じ時代にフランスで活躍した作曲家としてはサン=サーンスも有名で、どちらもオルガンの名手でした。
関連リンク
ガブリエル・フォーレ - Spotify![](/s/bel_n_n.png)
フォーレの楽曲の中で最も有名なのは「レクイエム」(Op.48)ですね。レクイエムとは死者の安息を願うためのミサ曲のことで、鎮魂歌と和訳されることも多いです。
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「レクイエム」と聞くと、この世の終わりみたいな場面の例のアレがよぎるんだけど。もしかして、あれのこと?
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それは多分、ヴェルディが作曲したレクイエムの「怒りの日」(Dies irae)の場面ですね。「レクイエム」という単語を聞いた時に、95%くらいの人はそのメロディを思い浮かべるのではないでしょうか。
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一方、フォーレの作曲したレクイエムは、ヴェルディのそれとは正反対に終始安らかな雰囲気に包まれています。文字通り「死者への安息のため」の曲、という感じですね。
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全体を通してすごく安らかな雰囲気で、そのまま睡眠導入ソングにも使えそうですね。「ラシーヌ賛歌」(Op.11)や、「チェロと管弦楽のためのエレジー」(Op.24)あたりも穏やかな雰囲気の楽曲でいいですね。
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わたしのお葬式にも流してもらいたいくらいです。フォーレのレクイエムによる安息を願う安らかな雰囲気のまま見送られ、そしてアイカツの変身シーンのBGMと共に勢いよく出棺……
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こら、縁起でもない例を出すな。
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あと、先のスメタナの話とも被りますが、フォーレも難聴に悩まされた作曲家として知られています。スメタナやベートーヴェンとはまた異なる具合だったようですが、晩年の楽曲にはその部分も色濃く反映されているそうです。
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Wikipediaにも、「高い音がより低く、低い音がより高く聞こえる」という症状の影響で「次第により簡潔で厳しい作風へと向かっていった」と書いてあったね。
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同時期に活躍したサン=サーンスの話はしないんですか?
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サン=サーンスについてはわたしがそこまで詳しくないので今回は省かせてください…… 個人的にはヴァイオリン協奏曲第3番(Op.61)あたりが好きです。ピアノ協奏曲などのピアノ関連の楽曲も素晴らしいですよね。
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ヴィラ=ロボス
Heitor Villa-Lobos
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今度は南半球のブラジルの作曲家を紹介しましょう。ヴィラ=ロボスは20世紀前半に活躍した作曲家です。
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ヴィラ=ロボスの代表作は「ブラジル風バッハ」(Bachianas Brasileiras)と呼ばれる楽曲群ですね。
関連リンク
ブラジル風バッハ - Wikipedia![](/s/bel_n_o.png)
「ブラジルの伝統的な音楽をバッハ風のバロックな作曲様式で編曲してみた」という感じなので、「これ、バッハっぽいか?」と言われるとそこは回答しかねますが、いずれにせよカッコイイ曲なのでオススメですよ。
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あと個人的には、ヴィラ=ロボスといえばギターの楽曲が好きです。ちょっとクラシック音楽っぽくはないかもしれませんが、ギター協奏曲を始めとして親しみやすい曲が多いですよ!
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それはいいけど、ブラジルの音楽なんて一体どこで覚えてきたのさ。
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コンサートでたまたま隣に座っていたおじいさんと会話した時に教えてもらいました。その人は仕事でブラジルに駐在したことがあって、今ではポルトガル語の講師をやっているとかなんとかで、面白いお方でしたよ。
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シチュエーションが謎過ぎる。
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ブラジルといえばポルトガル語ですもんね。それ以外の中南米諸国はスペイン語圏ですけど。
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ピアソラ
Astor Piazzolla
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最後にアルゼンチンの作曲家、ピアソラを紹介しますね。タンゴで有名な作曲家です。
関連リンク
アストル・ピアソラ - Spotify![](/s/yss_n_m.png)
あれ、タンゴってことは、クラシック音楽とはジャンルが少し違うのかな?
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さすがお姉さん、鋭いところ突いてきますね…… 確かにタンゴは厳密にはクラシック音楽とは別ジャンルです。発祥はスペインの舞曲ですが、アルゼンチンなど南米で発展していった音楽ジャンルのことですね。
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タンゴ - Wikipedia![](/s/sss_n_n.png)
平たく言うと「だんご三兄弟」みたいな雰囲気のやつですよね、タンゴって。
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日本でタンゴといえば「黒猫」か「三兄弟」みたいな謎の風潮がありますからね……
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その中でもピアソラはクラシック音楽的なアプローチでタンゴの楽曲を作曲していったことが知られています。一時はタンゴに限界を感じて、クラシック音楽の作曲家に転身するためにパリに留学したほどですからね。
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従来のタンゴの表現を逸脱しすぎてしまい、純粋な舞曲としては当初は不評であった、みたいな感じでWikipediaに書いてありますね。
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その反面、今までタンゴについてあまり興味を持っていなかったクラシック音楽界隈の演奏家たちの目にもとまり、タンゴの世界的な普及にも大きく貢献したそうです。こういう異文化交流みたいなエピソードは面白いですね!
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肝心の楽曲としては、「リベルタンゴ」(Libertango)や、「ブエノスアイレスの四季」が有名でしょうか。タンゴの楽曲はオーケストラ向けの楽曲ではないので、演奏形態やアレンジは様々な種類があります。
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あとアルゼンチンの作曲家といえば、ピアソラの師匠でもあったヒナステラあたりも有名ですね。わたしはそんなに詳しくないので今回は省略します。
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というわけで今日はこんな感じですかね。どうでしたか?
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もうちょっと紹介してほしかったんだけど。
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いやー、ユキさんがいればもっと色々紹介できたと思うんですけど、今日は留守なので仕方ないですね。あー残念だなー。
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何が残念だって?
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あ、おかえり。早かったね。
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あっユキさん、おかえりなさい。何でもないので気にしなくていいですよ。じゃあ、わたしはそろそろ門限なので帰りますね。
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こらこら、逃げるなって。
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自主的なPR記事なので、この記事に関してSpotifyからの金銭の授受はありません。
あらすじ
流行り病の影響で中学校がしばらく休校になってしまったうさぎ。せっかくなのでSpotifyでクラシック音楽を聴きまくろうと意気込むも、何を聴けばいいのか分からない。なので雪貴にオススメを教えてもらうことにした。