その3 ロシア後編
サンクトペテルブルク (ロシア)
というわけで、ヘルシンキから高速列車「アレグロ」号で3時間半、ロシアのサンクトペテルブルクに戻ってきました!
地下鉄レーニン広場駅の装飾
地下鉄駅の長いエスカレーター
夜にはモスクワに戻るので、サンクトペテルブルク・モスコフスキー駅に荷物を預けに来ました。駅ではコインロッカーは基本的に見かけないんですが、有人のクロークに荷物預かってもらえるので不便は感じません。
サンクトペテルブルク・モスコフスキー駅
サンクトペテルブルク・モスコフスキー駅 駅舎内
さて、この日は郊外のエカテリーナ宮殿に行きたいので、とりあえずサンクトペテルブルク・ヴィチェプスク駅に来ました。ここから近郊列車に乗って宮殿の近くまで行きます。それにしても、やたら豪華な駅ですね……
サンクトペテルブルク・ヴィチェプスク駅
サンクトペテルブルク・ヴィチェプスク駅 駅舎内
サンクトペテルブルク・ヴィチェプスク駅 駅舎内
サンクトペテルブルク・ヴィチェプスク駅 ホーム
近郊列車
というわけで、サンクトペテルブルク近郊のツァールスコエ・セロー付近まで来ました。プーシキン駅で列車を降りて路線バスに乗ります。
雪のちらつくプーシキン駅
路線バス
エカテリーナ宮殿
バスを間違えそうになったり色々ありましたが、無事にエカテリーナ宮殿前の庭園までやって来ました。宮殿に入るためにはまずこの庭園に入る必要があります。
庭園入口のチケット売り場
そしてエカテリーナ宮殿の前まで来ましたが、入場チケットを買うためにさらに2時間近く並ぶことになります…… 強風と雪の中、涙の我慢大会がスタートです。
エカテリーナ宮殿
長蛇の列
「ここからだいたい2時間待ち」の看板
15分ごとに入場者数を制限しているため長蛇の列になる
入場後、カフェで温まってからようやく見学開始です。内部もツアー形式になっていて、ブロックごとに細かく入場制限がかけられていました。
順路の入口で靴に床保護用のカバーを装着
「琥珀の間」とその隣の部屋は写真撮影禁止でした。国家元首クラスになれば自由に触ったりできるみたいですが、うごご……
「琥珀の間」は撮影禁止
撮影禁止だってば
みんな大好きプーチン大統領
寒空の下で2時間弱も待った割に大したことなかったなぁ、というのが正直すぎる感想ですが、周りの庭園はなかなか雰囲気がよかったですよ。エカテリーナ宮殿は外観だけ楽しんで、庭園でまったりするのがGoodですかね。
エカテリーナ宮殿周囲の庭園
さて、ミニバスと地下鉄を乗り継いで、サンクトペテルブルク中心部のセンナヤ広場まで戻ってきました。運河沿いを歩きながら、次の目的地を目指します。この街の運河沿いは、いつ歩いても飽きないのでいいですね!
センナヤ広場
グリボエードフ運河
というわけで、マリインスキー劇場の前までやってきました! 今回は第2劇場のマリインスキー2でバレエを観ますよ!
マリインスキー劇場
マリインスキー2 (第2劇場)
マリインスキー2 内部
マリインスキー2は今回初めて入ったんですが、大きなシャンデリアこそありませんでしたが、マリインスキー劇場のクラシカルな雰囲気をそのまま残しつつも現代的に洗練された雰囲気で、個人的にはとても気に入りました。
マリインスキー2 バルコニー席からの眺め
鑑賞終了、時刻は22時過ぎです。ここから運河沿いを通って夜景を見ながら宮殿広場まで歩くのが個人的なオススメです。特に夏季は日没が遅いので、ほんのり明るいんですよね。
マリインスキー2
モイカ運河
カザン大聖堂
宮殿広場
エルミタージュ美術館本館 (冬宮殿)
満足したところで、サンクトペテルブルク・モスコフスキー駅まで戻って、夜行列車でモスクワを目指します。復路は「グランドエクスプレス」号に乗りましたよ!
サンクトペテルブルク・モスコフスキー駅
「グランドエクスプレス」号
特等客室
朝食
モスクワ (ロシア)
というわけで、再びモスクワまで戻ってきました。
この日の午前中はひたすら地下鉄駅巡りをしました! どの駅も個性的で、ついつい途中で降りちゃいますよね!
赤の広場周辺に行こうと思って地上に出たところ、なんと赤の広場が閉鎖されていました。ロシア前編にも書いたんですが、この時期は戦勝記念日の行事の予行練習でちょくちょく閉鎖されることがあります。
ロシアでは毎年5月9日の戦勝記念日には各地で盛大な催しが行われ、モスクワ・赤の広場でもパレードが行われる。予行練習などで赤の広場などの施設が閉鎖されることもしばしばなので、特に5月の大型連休にロシアに行く場合は注意が必要。
ヴァスクレセンスキー門
閉鎖された門
誰もいない赤の広場
仕方なく周辺を歩いていたら、突如ヘリコプターのプロペラ音やジェット機のエンジン音のような轟音が聞こえてきて、なんと上を向いたらヘリコプターや飛行機の編隊が頭上をかすめていきました!
頭上をかすめるヘリコプターの編隊
建物の間から見える輸送機の編隊
後で知ったんですが、実はこれ戦勝記念日の航空パレードの予行練習だったみたいです! なので、ロシアを代表する機体が次々と頭上をかすめて行きました!
Tu-160とTu-22Mの編隊
Tu-95とIl-78の空中給油のシミュレーション
MiG-29の編隊
Su-24の編隊
MiG-31の編隊
Su-34の編隊
スホーイやミグのような東側の戦闘機を生で見れるなんて思ってもいなかったので、もう大興奮です! なお、機種の判別はスプートニクの記事と数名の助言を参考にしていますが、間違っていたらすみません。
Su-27、Su-30、Su-34の編隊
「ルースキエ・ヴィーチャズィ」と「ストリージ」の編隊
Su-25の編隊
スモークでロシア国旗を描きながら飛んでいく
一斉に空を見上げる観光客
あとは、近くのグム百貨店も覗いてみました。なかなか豪華な内装だったので、歩いているだけでも結構面白かったです。
グム百貨店
その後はボリショイ劇場でクラシックバレエを観ました! 念願のロシアバレエの殿堂に足を踏み入れますよ!
ボリショイ劇場
ボリショイ劇場の大ホール(Historic Stage)は近年改修されたばかりなので、歴史を感じさせるたたずまいの中に真新しい雰囲気が感じられて、とても煌びやかなホールでした。この雰囲気、正直めちゃくちゃ萌えます。
ボリショイ劇場大ホール バルコニー席からの眺め
最上階からの眺め
以上で観光は終了です。再びモスクワ・ドモジェドヴォ空港に戻り、飛行機で日本に戻ります。
アエロエクスプレス乗り場
モスクワ・ドモジェドヴォ空港
ヨーロッパから北回りで日本に戻ってくると、新潟県の上空を通ることが多いので「おかえりなさい」感が素晴らしいです! そうでなくても、やはり日本が見えた瞬間に、どこか安心するような感覚がしますよね!
新潟市と佐渡島
新潟市
会津若松城 (福島県)
成田空港
おかえりなさい
というわけで「写真で振り返るうさぎ旅2019春」はこれで終了です、ありがとうございました。個別の旅行記は暇があったら書きますね。
本記事は、2019年5月初旬の旅行の写真をまとめたものです。その3はロシア後編です。
その2はこちら。